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都人の学問と研究

学問と研究 哲学・仏教

涅槃寂静を理解することはできない

涅槃寂静を理解することはできない。
よって涅槃寂静は妄想の対象となりやすい。涅槃にない者が説く妄想によって宗教的暴論が加速してしまいやすい。涅槃とは煩悩の炎を吹き消すというような意味がある。
涅槃寂静とは仏教の最終目標であり、悟りの境地としての解脱・ニルバーナ(ニルヴァーナ)であり、一切の煩悩が消え去った「静かな安らぎの境地」である。

涅槃寂静とは、「悟り」と呼ばれるような仏教の目的であり到達地点です。しかしそれが何かということを示すことはできません。
涅槃寂静

仏教の最終目標


涅槃寂静は仏教の最終目標とされるが、それを明確に示すことはできない。悟りの境地としての解脱・ニルヴァーナと表現されるが、その境地に立たないとそれが何かがわからない。

仏教用語として涅槃寂静


仏教用語として涅槃寂静は、煩悩の炎の吹き消された悟りの世界「涅槃」は、静やかな安らぎの境地つまり「寂静」であるという形で表現されるが、「死後は涅槃に入る」という表現は「宗教」の発想であり妄想である。涅槃寂静は明確に示しえないため、一切の煩悩が消え去った静かな安らぎの境地としか表現できないという形になるだろう。静やかな安らぎの境地「寂静」は心静かに落ち着いたというような意味がある。
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