固定観念との向き合い方 学問 2023年11月02日 0 固定観念との向き合い方。思い込みとはつまり観念であり、ある程度固定化されているものは固定観念と呼ばれます。固定観念が様々な「苦」を形成しています。 しかし、本来はその場をダイレクトに感じればそれで良く、嬉しさに固定観念は必要ではありません。あってもいいですが、必須条件ではありません。 固定観念への態度 PR
諸法無我は「アートマンの不滅」を否定する 学問 2022年11月29日 0 諸法無我は「アートマンの不滅」を否定する。諸法無我は、一切は因縁により生じているものであり、アートマンは不滅という考えを否定する要素も含まれている。 諸法無我(しょほうむが)と諸法非我(しょほうひが)
アフォリズム集 学問 2022年09月26日 0 アフォリズム 箴言、警句。 アフォリズム集 アフォリズムとは、簡潔にまとめた言葉、短い文章。 哲学、仏教、心理 アフォリズム。倫理・道徳 アフォリズム。 宗教 アフォリズム。社会、経済 アフォリズム。 アフォリズム(aphorism)
人生はそれぞれの時期でそれぞれの良さがある 学問 2022年06月06日 0 人生はそれぞれの時期でそれぞれの良さがある。 また、哲学的な「時間」の性質上、人生で一番良かった時期は「未来」でも成り立つ。 「人生で一番良かった時期はいつですか?」というような質問を投げかけ、結局「過去を振り返ってはいけない。今が最高であると言わなければならない」というような事を言う人がいる。 しかしながら、人生はそれぞれの時期でそれぞれの良さがあるし、「一番良かった時期」を未来に置くことだってできる。 人生で一番良かった時期
諸行無常への怒り、観念、概念への執著としての愛別離苦 学問 2022年01月27日 0 愛するものと別離する苦しみ愛別離苦(あいべつりく)は、諸行無常への怒り、観念、概念への執著に起因する。また時間や記憶に関する錯覚も要因となる。四苦八苦の一つである。 愛別離苦(四苦八苦の一つ)
文学作品等に見られる「反省」や「勇気」 学問 2022年01月22日 0 文学作品等に見られる「反省」や「勇気」。そして「今の自分よりも立派な人間になろう」という決意。「保護される存在から自立した存在へ」という過渡期に起こる精神の変化。これは小説等の文学作品だけでなくマンガやアニメでも見られる。 反省と少しの勇気と決意
「確からしさ」という意味を持つ蓋然性 学問 2021年10月15日 0 蓋然性(がいぜんせい)は、「確からしさ」という意味を持つ。確実性の度合いの問題であり、「おそらくそうだろう」というような確実性の度合いのことを意味する。 蓋然性(がいぜんぜい)
信仰、主義、信念など選択が可能なもの 学問 2021年09月29日 0 信仰、主義等々信念など選択が可能なものにしか過ぎず、宗教の教義、書き換え可能な信念には不完全な論理構造が潜んでいる。確実であると示し得ない構造を持っている不可知領域について、信仰というものによって他を排斥しているのみである。 書き換えが可能な信念
抽象化した空性から知足を捉える 学問 2021年09月29日 0 吾唯足知・吾唯知足・「知足」を空性から考えてみた場合、「ある」と「ない」を抽象化した空性から知足を捉えると得た状態への移動、充足への移動が直感として理解できる。 空性から捉える「知足」
紙一重の詰めの甘さ 学問 2021年03月19日 0 紙一重の詰めが甘さがあると結果が台無しになることもある。 予測した結果よりも随分と低い結果になってしまう事がある。 紙一重のところで詰めが甘く、結果的に平均的なものになってしまうということも起こる。おそら無意識的にある程度うまくいくと、うまくいきすぎないように調整が入り、結果を良くないものにしてしまう。 紙一重の皮算用
耳学問の固定観念 学問 2021年03月19日 0 耳学問によっても固定観念が形成される。フレーズをあまり吟味しないまま解釈して固定観念化されると、問題が生じるほどの極端に走ることがある。 情報は都合の悪そうな注意部分が隠されていることがある。 そうして隠された情報により偏りが生じた状態で解釈を始めると誤謬に行き着く。 無尽蔵の耳学問
錯覚としてのゼロと不足感 学問 2021年03月19日 0 錯覚としてのゼロと不足感。不足感はゼロの概念、ゼロの錯覚より生起する。 本来、自分が認識しているものだけが「ある」であり、ゼロは想像上のゼロでしかない。 記憶や想像とのギャップがあった時に想起される錯覚が無いという印象である。 本来ゼロという概念は数学的空間の中にだけあるものである。 ゼロという概念は「無」ということを意味するが、本来自分の認識の中には「有」しかなく、空白であるはずのものに対して不足感が起こる。仮に短期的な記憶すら無い場合、ゼロの錯覚は起こりえない。 ゼロの錯覚により不足を感じることで求不得苦や愛別離苦が起こる。 自我意識、そして記憶によりゼロの錯覚が起こり、「無い」という前提による思考が起こる。 そして不足の判定が起こり、苦を得ることになる。 ゼロの錯覚
民俗学勃興時の意図と現代の民俗学的な逃れ方 学問 2021年02月06日 0 民俗学勃興時の意図と現代の民俗学的な逃れ方。 民俗学とは、民俗文化を内側から明らかにしようとする学問であるが民俗学勃興時の意図としては、ヨーロッパ諸国において中央集権的なものに対する対抗として勃興した。では,自地域の民族の調査研究を民俗学と位置づけ、現代生活のなかに伝承される文化がいかに表現されいかなる形で存在しどのように推移してきたかを同国人的・同時代的な感覚を捉えそれが起こった理由を追及する。 現代の直接的な強制ではないが、物事のあり方、選択を制限する画一的な基準に対する対抗として、民俗学的な逃れ方が有効的である。 画一的なものに対する民俗学的脱出